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Kanon 第3話 記憶のない組曲(パルティータ)-partita- あらすじ&レビュー 

(水瀬さんちの住民は変わった人ばかりだな)

■雪
[少女] 夢。これが夢であることに気づいたのは、いつだったろう
ずっとずっと昔、それとも数分前
その答えさえも、夢の中にかすんで
流れているのかさえ分からない時間の中で
いつか目覚める日を夢見ながら

■水瀬邸前
[相沢祐一] 寒い、重い
祐一、少女をおんぶして、家の中へ
[水瀬名雪] おかえりー
名雪、奥から出てくる
[水瀬名雪] おでん種、買ってきてくれた?
名雪、二人を見て
[水瀬名雪] 大きな、おでん種
[相沢祐一] あー?これが食い物に見えるのか、お前には
秋子、音もなく現れ
[水瀬秋子] まあ、大きな、おでん種

[相沢祐一] いや、そういうボケはいいですから
(このぼけは天然なのか、ねらったのか)

■水瀬邸
少女、布団に寝かされている
[水瀬名雪] どういう事情なの?
[相沢祐一] 歩いてたら、一方的に殴りかかってきて、気絶したんだ
[水瀬名雪] はしょりすぎだよ、それじゃ全然分からないよ
[相沢祐一] と言われても、本当にそれだけの話なんだ
[水瀬秋子] とにかく、起こしてあげないとね。もう夜だし、お家の人も心配するでしょうから
[相沢祐一] ですね。おい起きろ
祐一、少女の肩を叩くが反応なし
[相沢祐一] おい!飯だぞ!
[腹ぺこ少女] 御飯!?
少女、飛び起きる
[腹ぺこ少女] どこ?どこ?どこ?
少女、三人を見て
[腹ぺこ少女] あんたたち誰?
[相沢祐一] それはこっちのセリフだ
[腹ぺこ少女] ん?


■■■■■オープニング■■■■■




■■■■■Aパート開始■■■■■

■水瀬邸 ダイニング
[少女] いっただきまーす。あん
少女、おいしそうにおでんを食べる
[水瀬名雪] お腹減ってたんだね
少女、食事をかきこむ
[相沢祐一] お前な、少しは遠慮しろよ
[少女] おかわり
[水瀬秋子] いいのよ、たくさん食べてくれると嬉しいわ
[相沢祐一] で、お前何者なんだ
[少女] 覚えてないの
[相沢祐一] あん?
[少女] 自分が誰なのか、忘れちゃった。記憶喪失ってやつね。ちょっとかっこいいでしょ
祐一、少女の頭を叩く
[少女] 痛ーい。どうして殴られなきゃならないのよ
[相沢祐一] そんな嘘、バレバレなんだよ。まじめに答えろ
[少女] ホントだもん
[相沢祐一] 記憶喪失なのに、何で俺のことだけ覚えてるんだよ
[少女] あんたに恨みがあることだけは、覚えてたの。でも他のことは何にも覚えてないの
[相沢祐一] そんな都合の良い記憶喪失があるか
[少女] あるんだから、しょうがないじゃない
にらみ合う二人
[少女] いただき!
少女、祐一の皿からきんちゃくを強奪し食べる
[相沢祐一] あー!最後にとっておいたきんちゃく
少女逃げ出す
[相沢祐一] てめぇ、この、待て
[少女] またない


●タイトル● 第3話 「記憶のない組曲(パルティータ) -partita-」●

[相沢祐一] なんか女の子の財布の中身ってより、落とし物をそのまま流用してるみたいだな
財布の中身を広げている
[少女] 私の勝手でしょ
[水瀬名雪] あ、写真
一人で撮ったプリクラが入っている
[相沢祐一] お前、友達いないのか?
[少女] ほっといてよ、それは記憶をなくした後で撮ったやつ
[相沢祐一] 何が悲しくて、こんなもの一人で撮る気になったんだよ
[少女] だって、同じ年ぐらいの女の子がみんな撮ってたから
[相沢祐一] で、どうするつもりだ、これから
[少女] 記憶が戻るまでここにいる
[相沢祐一] 名雪、警察を呼べ
[少女] えー
[水瀬名雪] えー、警察?
[少女] なんでよー?
少女、名雪の後ろに隠れる
[相沢祐一] 当然だろ。行くあてのない身元不明の女の子を引き取るのは警察の仕事だ
[少女] 待ってよ、そんなのイヤだよ。警察なんて怖いもん
[相沢祐一] 大体お前、俺を恨んでるんだろう?そんな奴の家にやっかいになろうと思うか?普通
[少女] だって、それは私の唯一の道しるべだから
[水瀬名雪] 道しるべ?祐一が?
[少女] たくさんのことを忘れちゃってるけど、ただ一つだけ覚えてることがあったの。それをこいつの顔を見たとき思い出したの、こいつが憎いって
[相沢祐一] ものすごく迷惑な道しるべだ
名雪、笑顔
少女、祐一に脳天唐竹割り
[少女] べー
[相沢祐一] 何すんだよ
[少女] 顔見てたら、またむかついてきた。やっぱり間違いない、あなたであってる
[相沢祐一] どっちにしろ、お前みたいな危ない奴と、いれるか。却下だ却下だ
[少女] あうー
[水瀬名雪] じゃ、お母さんに聞いてみようか、ここに居ていいかって
[相沢祐一] 待て。あの人に聞いたら、了承されるのが目に見えてるぞ


[水瀬秋子] 了承
■水瀬邸 ダイニング
[相沢祐一] 見ろ、一秒で了承されてしまったじゃないか
[少女] やったやったやったやった
[水瀬名雪] お母さんが良いって言うんだからオッケーだよ
[水瀬秋子] 祐一さんと一緒にいれば、この子も何か思い出すかもしれないでしょ、しばらく様子を見ましょう。あの部屋は自由に使ってね
[少女] うん!やったー
[水瀬名雪] 良かったね
[少女] 自由に使っていいって。自由、自由。やったー!
少女、歌いながら部屋を出て行く
[水瀬秋子] 祐一さん
[相沢祐一] え
[水瀬秋子] 明日警察で行方不明の届けが出てないか、聞いてみます、そうすれば身元が分かるかもしれないし
[相沢祐一] 直接、連れて行った方が面倒がないと思いますけど
[水瀬秋子] 本人が嫌がってるんだから、やめておきましょう。何か事情があるのかもしれないし

■少女の部屋
[相沢祐一] さて、同居が決まった以上、名前くらいは思う出してくれないと困る
[水瀬名雪] だよね。なんて呼べばいいか分からないもの
[少女] 名前。あうー、思い出せない
[相沢祐一] 良し、じゃあ、俺がとりあえずの名前を決めてやる
祐一、紙に名前を書く
[相沢祐一] 殺村凶子。これがお前の名前だ
[殺村凶子] てい
少女、祐一にびんた
[相沢祐一] あて!
[殺村凶子] そんな名前、やだ
[相沢祐一] その凶悪な性格に、ぴったりだろ
[殺村凶子] 凶悪じゃないもん
[相沢祐一] 歯むき出して、何言ってんだ
[水瀬名雪] まあまあ。そのうち自然に思い出すよ、きっと
[相沢祐一] お前も秋子さんも、何でそうおおらかなんだ
[少女] 見てなさいよ、頑張って、とーてもかわいい名前思い出してみせるから
[相沢祐一] 頑張って名前がかわいくなるか
[少女] なるもん
[相沢祐一] ならない
[少女] なる
[相沢祐一] なんない

■深夜 水瀬邸
ドアの開く音
祐一、それに気づいて起き出す
階段をこっそり下りる少女
祐一、ドアの隙間からそれを目撃

■ダイニング
[少女] あうー、あれだけじゃ足りないよ。何かないかな食べられそうなもの
少女、冷蔵庫をあさっている
[相沢祐一] チャンス
祐一、後ろからこっそり近づく
[少女] お料理しないと食べられなそうなものばっかりなんだもん
祐一、少女が放り出した、こんにゃくを拾う
[少女] あう?ラッキー
少女、ハムを発見
祐一、こんにゃくを少女の首の後ろに落とす
[少女] にゃぁうー!なんかなんかなんかなんかなんかなんか
少女、大暴れ
[少女] なんかやだ、なんか、なんか、あうー
[相沢祐一] あ、やば
電気がつく
名雪と秋子が起きてきた
[水瀬名雪] 大きなおでん種
[相沢祐一] そのボケはもういい
[水瀬秋子] こんな夜中に近所迷惑よ
[少女] あうー、死ぬほどビックリしたよ。お腹空いてただけなのに
[相沢祐一] さっき、ばくばく、飯食ってたろ。俺のおでんまで強奪して
[少女] 強奪なんてしてないもん。あれはただの横取り
[相沢祐一] 意味はおんなじだろ
[少女] ふん
[水瀬秋子] 何か作ってあげる。ちょっと待っててね
[少女] うん
[相沢祐一] 何でこうなるんだ?
夜食中
[少女] うーん
[水瀬秋子] いかが?
[少女] うん、おいしい
[水瀬名雪] こんな時間に御飯食べるのって、不思議な感じだね
祐一、ため息

■学校
[北川潤] 記憶喪失の女の子ねぇ。なんだか知らないけど恨まれてるんだろ。昔その子とどろどろの恋愛関係にでもなったんじゃないのか
[相沢祐一] あほ、俺がこの町に来てたのは、十歳くらいの時だ
[相沢祐一] でも確かに俺はそのころのことを覚えていない。七年前にあいつと何かあったんだろうか?
祐一、隣の席の名雪を見る
[水瀬名雪] うん?
名雪、にっこり
[相沢祐一] やばい、前にいた学校より進んでる
[水瀬名雪] 後で私のノート貸してあげるよ
[相沢祐一] すまん
祐一、外を見る
[相沢祐一] 雪か
[北川潤] おい相沢
[相沢祐一] なんだ?
[北川潤] 人がいる
外の庭に少女が立っている
[相沢祐一] あれは
昨日の雪まみれの少女がこっちを見ている
[北川潤] あの子、さっきからずーとあそこに立ってるんだ
[相沢祐一] 知り合いか?
[北川潤] いいや
チャイム
祐一、教室を出る
[水瀬名雪] 祐一、学食行くんじゃないの?
[相沢祐一] 悪い、すぐ戻ってくるから

■雪の降る庭
祐一、辺りを見る
[相沢祐一] 帰っちまったか
後ろの木陰から現れる少女
[少女] こんちには

■■■■■Aパート終了■■■■■



■■■■■Bパート開始■■■■■


[少女] どうしたんですか?こんなところで
[相沢祐一] 生徒以外の人間が入り込んでたから見に来たんだ
[少女] そうなんですか、ご苦労様です。でも、ちょっとだけ違いますよ。生徒以外じゃないです、私はこの学校の生徒ですから
[相沢祐一] だったら、何で授業中にこんなところに立ってるんだ
[少女] 私今日は欠席したんです
[相沢祐一] そう言うのって、さぼりって言うんじゃないのか?
[少女] さぼりじゃないですよ。体調を崩してしまって、ずっと学校をお休みしているんです。昔からあんまり丈夫な方ではなかったんですけど、最近特に体調が優れなくって
[相沢祐一] こういう事を聞いていいのか分からないけど、何の病気なんだ
[少女] 実は、風邪です
[相沢祐一] え?
[少女] 風邪をひいたんです。ちょっと長引いてしまって
祐一、うなだれる
[少女] どうなさったんですか?
[相沢祐一] いや、もっと難しい病名が出てくるのかと思った
[少女] それなら、流行性感冒でも良いですよ
[相沢祐一] 同じだろ
[少女] 今日は人に会うためにこっそり出てきたんです。授業を休んでいるのに学校に来ているのが見つかったら叱られますから
[相沢祐一] ここで、待ち合わせしてたのか?
[少女] いいえ、実は私もその人のことをよく知らないんです。名前も知らないし、学年もクラスも分からないんです
[相沢祐一] 会ったことはあるんだろ
[少女] ありますよ
[相沢祐一] どんな奴なんだ?男か?女か?
[少女] それは秘密です
[相沢祐一] 風邪ひいてるんだろ、寝てなくて良いのか?
[少女] ずっと休んでたおかげで、今日は元気です
[相沢祐一] ずっと休んでるって言っても、一昨日までは冬休みだったじゃないか。大体昨日も買い物してただろう
[少女] そう言えばそうですね、私今日はこれで帰ります
[相沢祐一] 誰かに会うんじゃなかったのか
[少女] 今日はもういいんです。すみません、つきあわせてしまって
[相沢祐一] 全くだ。おかげで昼飯も食べてない
[少女] そういう事言う人、嫌いです
少女、笑って
[少女] それじゃ失礼します
[相沢祐一] ああ、気をつけてな
[少女] はい
少女、背を向けて歩いていく
[相沢祐一] おーい
祐一、少女を呼び止める
[少女] はい
[相沢祐一] 俺、相沢祐一
[美坂栞] 私、しおりです
[相沢祐一] 名字は?
少女、お辞儀をして去っていく
祐一、空を見上げて
[相沢祐一] 雪、やんだか
(栞の名字はエンドロールにでてるのでバレバレ)

■教室
[水瀬名雪] 嘘つき
[相沢祐一] 悪い
階段を下りる二人
[水瀬名雪] ひどいよ祐一
[相沢祐一] いろいろと複雑な事情があったんだ
[水瀬名雪] 私、ずっと待ってたのに
[相沢祐一] 香里たちと食べてれば良かったのに
名雪、無言
[相沢祐一] 悪かったって、今度は何かおごってやるから
[水瀬名雪] 本当?
[相沢祐一] あまり高い物はだめだぞ、寿司とか、寿司とか、寿司とか
[水瀬名雪] うぅん、何にしようかな
階段を下りてくる二人の少女
[水瀬名雪] あ
名雪、頭を下げる
[倉田佐祐理] 昨日ぶつかった人ですね、あの後どこか痛くなりませんでした?
[相沢祐一] はい、平気です
[倉田佐祐理] 私たちも大丈夫でした。ね、舞
[川澄舞] うん
[倉田佐祐理] それじゃ
二人離れていく
[倉田佐祐理] 舞、どこかに寄っていく?
[川澄舞] 帰る
[倉田佐祐理] 佐祐理、図書館に本を返さなくちゃいけないんだけど
[川澄舞] じゃあ、一緒に行く
[相沢祐一] なんか、目立つ二人だな
[水瀬名雪] 三年の倉田佐祐理さんだよ。すごく頭がいいの。もう一人は川澄舞さん
[相沢祐一] 倉田佐祐理と川澄舞か
[水瀬名雪] それじゃ私、部活に行くから
[相沢祐一] ああ、がんばれよ
[水瀬名雪] うん!

■繁華街
[月宮あゆ] 祐一君!
あゆ、走ってきて祐一の背中に飛び乗る
[月宮あゆ] やっぱり、祐一君だ、うれしいよ、えへへ
[相沢祐一] えへへじゃない、離れろ
祐一、あゆをふりほどく
[月宮あゆ] うぐぅ、祐一君が捨てた
[相沢祐一] 頼むから、普通に登場してくれ
[月宮あゆ] 普通だよ
[相沢祐一] 大体、今、やっぱ理だとか言ったが、俺だと確認しないで攻撃したのか
[月宮あゆ] 攻撃じゃないもん、抱きついただけだもん
[相沢祐一] 一緒だ
[月宮あゆ] うぐぅ
[相沢祐一] うぐぅ
[月宮あゆ] またマネした
[相沢祐一] うっぐぅー
[月宮あゆ] いじわる
[相沢祐一] いや、分かった。俺の負けだ
[月宮あゆ] へ?
[相沢祐一] 俺では使いこなせなかった、うぐぅはお前だけのものだ
あゆ、わなわなと肩をふるわせる
[月宮あゆ] うー
[相沢祐一] もしかして本気で怒ったのか?
[月宮あゆ] 当たり前だよ

たい焼きをぱくつく、あゆ
[水瀬名雪] おいしいね
[相沢祐一] 名雪もたい焼きくらいで許してくれると良いんだけどな
[相沢祐一] 今日は何してたんだ?次の犯行の下調べでもしてたのか?
[月宮あゆ] 違うよ、ちゃんと大事な目的があるんだよ
[相沢祐一] 目的?
[月宮あゆ] そう
[相沢祐一] 目的って何だ?
[月宮あゆ] えっと、捜し物
[相沢祐一] なんか今、急に思いつかなかったか?
[月宮あゆ] ううん、全然、そんなことないよ。大切な物を落としちゃって、それを捜してるんだよ。大切な、すっごく大切なもの
[相沢祐一] なんだ財布でも落としたのか?
[月宮あゆ] 違うよ、僕が落としたのは。あれ?思い出せない
[相沢祐一] はぁ
[月宮あゆ] どうしたんだろ。何を落としたのか思い出せないよ
[相沢祐一] 何言ってるんだ?お前
[月宮あゆ] 大切な物なのに。大切なものだったはずなのに。早く見つけないとだめなのに。思い出せないよ、どうしよう
[相沢祐一] 落ち着けよ、ただのど忘れじゃないのか
[月宮あゆ] 僕、捜さなきゃ
[相沢祐一] 捜すったって、何を捜すのかも分からないんだろ
[月宮あゆ] でも、見たら思い出すもん、絶対。だから僕、捜してみる
[相沢祐一] いつ落としたのかも分からないのか
[月宮あゆ] うん、いつどこで落としたのか、全然思い出せないんだよ。何か分からないけど、ホントに大切な物なんだよ。自分でもおかしな事言ってるって思うけど
[相沢祐一] とにかく、お前が良く行く場所を当たってみよう。俺も一緒に捜してやるから
[月宮あゆ] うん、ありがとう。祐一君

■アイスクリーム屋
[月宮あゆ] あー!
[相沢祐一] あったのか?
[月宮あゆ] 新しいメニューが増えてる
[相沢祐一] あのな
[月宮あゆ] うぐぅ。だってビックリしたんだもん。知らない間に種類がいっぱい増えてるから
[相沢祐一] 次行くぞ、次

■駄菓子屋
[相沢祐一] ここはどうだ?
[月宮あゆ] 違うみたい

■せんべい屋
[相沢祐一] ここは?
[月宮あゆ] 違う

■すっかり暗くなった
[相沢祐一] この次が最後か
[月宮あゆ] うん。この角を曲がったところにケーキ屋さんがあるはずなんだよ
[相沢祐一] どうでもいいけど、お前が良く行くところって食い物屋ばっかりだな
[月宮あゆ] うぐぅ。ほっといて
あゆ、角を曲がる
[月宮あゆ] あ
[相沢祐一] ないぞ、ケーキ屋なんて
[月宮あゆ] おかしいな、この間まで、ここにケーキ屋さんがあったのに
[相沢祐一] だったら、最近店が変わったんだろ。で、大事な物はありそうか
あゆ、首を横に振る
[月宮あゆ] でも、捜してれば、きっといつか見つかるよ、そんな気がする
[相沢祐一] そうか
[月宮あゆ] 今日はありがとね。祐一君
[相沢祐一] あ、そうだあゆ。携帯とか持ってたら番号教えてくれないか?
[月宮あゆ] 携帯って何?
[相沢祐一] 本気で聞いているのか?
[月宮あゆ] うん
[相沢祐一] 携帯電話のことだ
[月宮あゆ] 携帯電話って、電話の親戚?
[相沢祐一] まあ、そんなもんだ
[月宮あゆ] そっか、一つ勉強になったよ。僕もう行かなきゃ、それじゃあね。祐一君
祐一見送る
[相沢祐一] 記憶のない女の子。何を落としたのか思い出せないあゆ。そして、七年前のことを覚えていない俺。この町には記憶をなくす魔法でもかかってるのか?

■水瀬邸
[相沢祐一] ただいま
[少女] ゆういちー!
走ってくる少女、つまづく
[相沢祐一] おわ
少女、祐一にフライングボディアタック
[少女] 痛い。どうしてよけてくれないのよ
[相沢祐一] ぶつかってきたのはお前だろ
[少女] 言うことがむちゃくちゃね、祐一は
[相沢祐一] どっちがだ
[水瀬名雪] お帰り、遅かったね
[水瀬秋子] 祐一さん、この子、名前思い出したんですって
[相沢祐一] え
[少女] そう。真琴、沢渡真琴。いい名前でしょ
[相沢祐一] 沢渡真琴?
[沢渡真琴] くやしいでしょ祐一、かわいい名前で
[相沢祐一] 男みたいな名前じゃないか
[沢渡真琴] かわいいの、真琴が真琴はかわいいって言ってるんだから、かわいいの。あーぁ、祐一なんて変な名前じゃなくて良かった
[相沢祐一] 普通だ
[水瀬秋子] これからは真琴って呼ぶわね
[水瀬名雪] よろしくね。真琴
[沢渡真琴] うん
[水瀬秋子] そろそろ、お風呂が沸く頃ね。誰からはいる?
[沢渡真琴] はーい、真琴が一番
[相沢祐一] 図々しいんだよ、居候のくせに
[沢渡真琴] 祐一だってそうでしょ
[相沢祐一] 俺はこの家の家族だ
[沢渡真琴] 何よ、自分ばっかり
[相沢祐一] 大体お前、面倒をかけておいて、その言いぐさは何だ
[沢渡真琴] 誰も祐一の世話になんかなってないわよ
[相沢祐一] 言わしておけば

■月明かりの学校
剣を持ってたたずむ少女
襲ってきた何かを斬りつける

■■■■■Bパート終了■■■■■



■■■■■エンディング■■■■■

■■■■■次回予告■■■■■

[相沢祐一] 俺に仕返しに来てまた失敗したってところか
[沢渡真琴] 今に見てなさいよ
[美坂香里] 私はちょっと家にいたくないだけ
[月宮あゆ] うぐぅ、またぶつけた
[相沢祐一] 真琴、出てこいよ。紹介するから
[月宮あゆ] 真琴さん?
[月宮あゆ] 食べる?たい焼き
[相沢祐一] じゃ
[水瀬名雪] じゃ、じゃないよ

第4話 休日の奇想曲(カプリース) -caprice-

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